HEROたちのこと

私にとってのヒーローたちのことをつらつらと

戦隊ヒーローにハマった話

2018年9月、突如として戦隊ヒーローにハマった。
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーだ。


それまでジャニーズ、ドラマ、舞台(小劇場)、俳優など主に2.5~3次元の沼に何ヵ所もハマってきたオタクだった。
でも戦隊ヒーローは未履修だった。私のオタク人生にかすりもしなかった。まず前知識として仮面ライダーと戦隊ヒーローの違いもよく分かってなかった。特撮モノと呼ばれるもので一番身近なのはゴジラくらい。シンゴジラ面白かったね。


それがどうしてこうなった。
きっかけはTwitterでたまたま目にした出演者のツイート。次の瞬間にはそのツイートにあるハッシュタグ『#ルパパト』で検索していた。Twitterってすごいな。ハッシュタグを考えた人すごいな。一つのツイートに引っ掛かって1分後にはそれに関連する膨大な情報が得られた。つまり沼に落ちやすい。


どうやらこのルパパトは戦隊初のW戦隊、Wレッド体制らしい。そしてたくさんのルパパト関連ツイートの中で目立つのが『朝加圭一郎』という登場人物。W戦隊の片方警察戦隊パトレンジャーのパトレン1号。昭和的な熱血警察官。銭形警部みたいなトレンチコート。特徴的な眉毛。険しい顔。平成も終わろうという2018年にこのキャラクター造形。古臭すぎないかと思った。ただ、朝加圭一郎という男はそれだけじゃなかった。和菓子好きな朝加圭一郎、怒っている最中でも同僚から甘いものを口に入れられればモグモグ食べる朝加圭一郎、クールな同僚のぬいぐるみ好きな隠れた素顔も弱点としない朝加圭一郎、軟派な後輩がちょっと興味を持った女の子がいれば「彼女に本気なのか」とマジレスする朝加圭一郎、「ふしだらな」な朝加圭一郎、女装(女体化)すると江角マキコになる朝加圭一郎……朝加圭一郎……朝加圭一郎……。


朝加圭一郎おおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!(※まだ本編を観ていない)


朝加圭一郎の一挙手一投足を朝加圭一郎好きな人たちは一様に朝加圭一郎らしいと表現する。わかる。なぜだかまだルパパト本編を観ていないのにまとめられた朝加圭一郎についての情報を総合すると一つ一つの行動がとても朝加圭一郎らしいと思ってしまう。


これは駄目だ。もっと、ちゃんと、知りたい。


直近の放送が31話だった。どうやら前回の30話がWレッドのデート回(今思えばデート回とかいう軽いノリの話ではない鬱回)だったみたいなのでハマるのがあと数日早ければ…!!という後悔も学ラン姿の朝加圭一郎で帳消しになった。


31話放送の数日後にはBlu-ray Correctionの1本目(1話~12話収録)が届く。数話観てから円盤買うかと思ってたけど、我慢は体に良くないので買った。1話の朝加圭一郎の前髪の可愛さにリアルに床を転げ回ってしまった。

 


円盤と一緒にTwitterで見掛けたヒロビ(HERO VISION)という特撮ヒーロー専門のムック本も買ってしまった。オタク趣味で困るのが部屋に増える雑誌なのでここ数年基本的に雑誌は買わないと決めて実行していた私が2,700円もする雑誌を買うなんて信じられなかった。しかし読んでみると内容がいい。写真がいい。戦隊とライダーがメインなので雑誌のほぼ半分がルパパト関連、これで2,700円?安い……!!


この勢いで出ている写真集、キャラブック、ビジュアルブックを買い揃えた。


同時にもう公開も終わろうとしているギリギリのタイミングで夏映画en filmを観に行き、ソフビや勇動やスイングを買いGロッソ4期の素顔の戦士のチケットを申し込み……


あれ?と思ってる間に完全に肩までずっぽり戦隊沼に落ちました。2月に始まった番組だからハマるの遅かったなーとくやしい気持ちになることもあったけれど、この作品に出会えて良かったと先日放送された49話を観て強烈に思い、いつもはTwitterで吐き出す感想も140字ではどうも収まらずにブログを開設した。自分のために。